ジム・モリソンTシャツの男 ― 2008/07/01 11:54
ヨーロッパ的な自転車 ― 2008/07/02 09:33
ドイツで10年ほど前に見かけた自転車を昨日、下北沢でも見た。といういいかたは正確ではないけれど、ドイツ北部の町、ミュンスターで何台も何台も見かけた、後ろの荷台にバッグなど荷物をはさめる自転車を見かけたのである。
それは、後部の荷台の一部にスプリング(バネといってもいいのか)が付いていて、その一部分をくっと持ち上げてバッグなどをはさめるという、なかなかのすぐれもの。自分のバッグは高級品だから、そんなとこにはさむのはイヤ、なんていう人には向かないが(そんな人がいるかどうか知らないが)、ミュンスターでは何人ものビジネスマンを見かけた。
ドイツは自動車大国でもあるけれど、自転車が乗りやすい自転車大国でもある。あるというのは、僕はいま勝手に言ったのだが、ミュンスターでは自動車が通る道と歩道のあいだに自転車道が整備されていて、レンタル自転車で町を散策したとき、ひじょうに快適だった。
このところ、ガソリン代の高騰が話題になっている。代替燃料を気にするのもわるくないけれど、日本でも、ドイツのような自転車道が作られれば、通勤に自転車を使う人も増えるかもしれないし、環境にもやさしい、まさにエコ・ドライブなので、そういった意味で、少しでもドイツに近づいてほしいと思う。
昨日見かけた、後部荷台に荷物をはさめる自転車は、ミニサイクルのようなタイプのプジョーのものだった。ドイツでこういう自転車をよく見かけましたよ、と僕がいうと、自転車の持ち主の女性(知り合い)は、そうそう、これもドイツなのよ、とおっしゃっるので、プジョーはフランスだと思いますよ、と僕が言うと、そうなの、あはははは、と笑っておられた。その明るい笑いっぷりを見て、フランスでもドイツでもどっちでもいいか、という気になった。
(文と絵:大倉恭弘)
450坪以上、古田邸の庭 ― 2008/07/03 11:48
夕べから今朝にかけて見た夢の話。
どこかのサーカス小屋のような、アミューズメント施設のようなところへ行き、若い女性と遊戯施設内を見てまわることになった。その女性は二十歳ぐらいだろうか、若い人で、髪が短く、さばさばした雰囲気のとても感じのいい方だった。
帰りがけ、男性の姿が見え、その男性が女性を迎えに来たと思ったら、それが僕の弟でびっくりした。別にやましいことなどなかったのに、男(弟)が現れた瞬間、なぜ僕はビクビクしてしまったのか。それに、僕には弟などいないのに、夢の中になぜ弟が登場したのか。弟(が欲しい)願望?
その後、弟と弟の彼女と僕の三人で行動することになり、みんなで自転車で帰ろうということになった。帰路、どこをどう間違えたのか、いつの間にか、元・東京ヤクルトスワローズの古田敦也さんのご自宅の敷地内に入ってしまった。笑顔で出迎えてくれた古田さんにあいさつをし、庭だけで450坪以上あることをお聞きする。古田さんのご自宅に伺ったことも、お住まいのことを雑誌か何かで読んだこともないのに、どこからこの広さが出てきたのか。夢は謎だらけである。
古田さんのお宅の庭は広く、長めの天然芝のような草が生えた広場のような場所があり、その向こうに黒い塀、左手になぜか、古い日本家屋のような民家が何軒か並んでいる。敷地内に、長屋のような家が建つ不思議な邸宅だった。長屋には人が住んでいるような雰囲気があったが、長屋の住人はひとりも見かけなかった。
text and illustration:Yasuhiro Ohkura
息子の寝言コレクション ― 2008/07/04 09:49
省スペース、CDソフトケース ― 2008/07/04 12:17
僕はCDをたくさん持っているほうではないと思うけど、これはめっちゃええわ、と思った。
ふつうにお店でCDを買うと、CDはハードケース(硬質プラスチックのケース)に入っているけど、そのケースからCDとライナーノーツ等の解説書をこのソフトケースに移し換えると、あら、不思議。ずいぶん、コンパクトになる。CDをいっぱい持っていて、収納スペースが十分にない、都市部に暮らす音楽好きには「使ってみると、ハマってしまう」すぐれものかもしれない。
僕だけでなく、『ほぼ日刊イトイ新聞』でスチャダラパーのボーズさんもおすすめしているページを見つけたので、 こちら(明日に向かって捨てろ!! 〜ボーズの脱アーカイブ宣言〜 第15回「ボーズのCD整理術」)も見てみてください。ボーズさんの言葉のほうが、(とくに音楽好きのみなさんには)きっと、しっくりくるんじゃないかと思います。
text and photo:Yasuhiro Ohkura
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