オークラボ、誕生! ― 2009/05/02 17:38
D・リンチのPV映像 ― 2009/05/08 16:07
ひさしぶりに広告のことを書こうと思っていたけど、
デヴィッド・リンチがつくった
プロモーションビデオの存在を知り、
そちらにふれることに決めた。
それがこの
“Moby - Shot in the Back of the Head”
ラフだけど、とても魅力的な絵。
白黒でも、センスがあれば
ここまでの表現ができるのか、
とあらためて気づかされた。
僕は広告の仕事をしていて、
広告は好きだけど、それはそれとして
ジャンルにかかわらず、いいものはいい
と、フラットな目でものごとを見ようと思った。
text by Yasuhiro Okura
That's super wonderful! ― 2009/05/14 14:05
『an・an』を購入した。LAのアートコレクターでもあるデザイナーのジョンソンさんと、V6の岡田准一さんの対談ほか、英語の特集が組まれている。
読んでいたらこんな英語表現が、目にとまった。
That's super wonderful!
「それは素晴らしい!」と日本語訳が書かれていたけど、「えっ、superなの?」とちょっとびっくり。誌面には「veryではなくsuperと言うと、よりリアルでフランク。ジョンソンさんが好んで使う形容詞でもあった。」とある。
これはLA独特の言い回しなのかな。それともニューヨークなででも使われているのだろうか。あるいはイギリスではどうだろう。
今度、知人のジョンさんに会ったら聞いてみようと思った。
もう1冊。雑誌『クーリエ・ジャポン』には、World Short Film Collectionという名の付録がついていて、5本のショートフィルムが収められている。
お昼に弁当を食べながら見たのだが、「空から赤いひもが垂れ下がっていて、それを見つけた男が引っ張るとなんと・・・」いや、ショートフィルムなのでこれ以上書くのはやめておくが、意外性があっておもしろかった。ユーモアにあふれ、なおかつ肩の力の抜けた、長めのテレビCMのようでもあった(いい意味でCMと言ったつもりです)。
映画はいいなぁ。短編でもそう思った。日常の時間と異なる時間が流れている気がし、気分転換になった。
Yasuhiro Okura
ユメみるiPhone ― 2009/05/15 14:10
出版社に勤める知人のWさんから教えてもらった本を、新宿のコクーンビルの地下にあるブックファーストで購入した。
まだ少ししか読んでいないが、僕も愛用しているiPhoneアプリ“PocketGuitar”をつくった笠谷真也さん、“ToyCamera”の深津貴之さんなどとの対談が興味深そうだ(そうだ、というのはまだ途中だから。なにしろ、さっき入手したばかりなので)。
徳井直生さんの著『ユメみるiPhone』
Wさんによれば、「これはプログラマーではない方、つまりデザイナーやクリエイターの方に向けた開発指南書で、まさに大倉さんにはピッタリかと思います(笑)」ということだった。
「まさに大倉さんにはピッタリかと思います」という言葉を真に受けてしまったか。Wさんからメールをいただいた2日後に、iPhoneアプリ開発に関する新しい書籍を、売り場で見つけるやいなや、レジに持っていってしまった、素直な私である。
Yasuhiro Okura
歌を聴いて、2度泣いた ― 2009/05/20 13:34
これは書かずにいられない。
高橋源一郎さんの連載「おじさんは白馬に乗って」(週刊現代)を読んで知った、スーザン・ボイルさんの歌。イギリスで素人のど自慢みたいな番組に出て、審査員をはじめ、多くの観客たちが期待してしなかったものの、歌いはじめた途端に会場の空気ががらりと変わり、いつしかスタンディングオベーションの嵐に。
レ・ミゼラブルの曲がもともといいということもあるかもしれないが、それ以上にこの47歳の女性、スーザン・ボイドさんの声が素晴らしい。2度続けて観て、2度続けて涙がこぼれてしまった。
僕はこれまで、ユーチューブの映像を見て泣いたことがあっただろうか、と胸に手を当てて考えた。
短いバージョンの動画
長いバージョンの動画
text:yasuhiro okura
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