松井秀喜さんと『55baseball』11号完成!2008/08/08 11:35


 ネーミングをつくり、創刊にも僕が深くかかわらせていただいたフリーペーパー『55baseball』が、アートディレクターの中村真弓さんから届いた。中村さんは石川県金沢市出身で、大の松井秀喜ファン(桑田真澄ファンでもあります)。
 今回は、松井秀喜選手が星陵高校時代、夏の甲子園で明徳義塾高校に5打席連続敬遠を受けたとき、5番を打っていた月岩信成(つきいわのぶなり)内野手へのインタビューが掲載。また、今季スタート直前に結婚した松井秀喜選手へ、星陵高校野球部のチームメイトからのお祝いメッセージも届いています。
『盲導犬クイールの一生』で知られる著述家・編集者の石黒謙吾さんの「チャート式 試験に出ない松井のしくみ」もいつも楽しみにしています。そして、僕の連載「Word ヒデキチさんの「語・語ベースボール」も読んでいただければ、うれしいです。

 配布場所はこちらでご覧ください。よろしくお願いします。



(絵と文)大倉恭弘

天駆ける聖火走者2008/08/09 14:06



 昨夜、開会式を観たの途中から。恵比寿にある「ナディッフ」という美術書をメインとした書店とギャラリーが一体になったような建物へ、『昭和40年会の東京案内』という書籍の発売記念イベントへ行っていたからだ。本を購入し、会田誠さん、松蔭浩之さん、有馬純寿さん、パルコキノシタさんにサインをしてもらう。残りの小沢剛さん、大岩オスカールは不在だった。小沢さんは北京かな。オスカールさんはニューヨークか。
 イベントはひじょうに楽しかったが、二人の子連れのため、早々に退席。自宅で北京五輪の開会式をテレビで観る。夜遅く、近くで行われるDJイベントに足を運ぼうと思っていたが、このところの疲れが出たのか、夏バテなのか断念。今朝、聖火台に火をともす場面をどこかの局のダイジェストで観たが、あれはたいしたものだなと思った。元・体操選手で金メダリストの方とはいえ、30メートルだか40メートルの上空を飛びながら(実際は背中を吊られながらだが)足を動かす、走っているかように見せるなど工夫を凝らしていたが、あれ、自分だったら恐いだろうなぁ。どっちかというと高所恐怖症だし。
 聖火台まで空駆ける姿が、僕にはキントウンに乗る悟空のようにも見えた。


text and illustration:Yasuhiro Ohkura

4コマ&ママでも金ならず・・2008/08/10 15:14



 残念だったなぁ。谷選手、3大会連続の金メダルならず。あれは、あまり攻めなかったからだろうか(そういうふうにも見えた)。チャンピオンはチャンピオンらしく、もっと前へ前へ出て、攻めなくてはいけないということか。というように、審判が思っているということか。相手選手にしても、谷選手にしても、こうやって戦おうという戦術はおそらくあっただろうし、僕にはなんとも言い難い。
 テレビで観戦していて、谷選手の準決勝敗退はひじょうに残念だった。谷選手ほどの人でも、3大会連続の金は簡単なことではなかったとのだろう。素人の僕がこんなことを言うのはもちろん失礼だとわかっている。
 横で見ていた妻も、ものすごく残念そうだったのだが、そのことが印象に残る。妻はこれまで、そんなにYAWARAちゃんを応援していただろうか。前回に大会後、谷選手がママになり(出産し)、その後、選手復帰したことで、応援する気持ちが強くなったのか。 女性は(とくに子持ちの女性は)、男性以上に谷選手のことを応援している人が多いのかもしれない。

 表彰式のとき、ものすごくうれしそうには見えなかった(金メダルを狙っていたのだから当たり前か)谷選手。そのことにはそれほど驚かなかったが、銅メダルが二人いるのにはびっくりした。あれっ、前回大会もそうだったっけ。銅メダルが二人いるのは、どうなんだろう。
 ふつうに考えれば、準決勝で勝った人は、決勝へ駒を進める。そして、準決勝で負けた者どうしが3位決定戦を戦い、勝ったほうが3位(銅メダル)、負けたほうは4位(メダルなし)。これならわかりやすいが、これだと銅メダルは一人だけ。しかし昨夜の場合、銅メダルは二人いた(昨夜だけでなく、ここから先の柔道はそうなのだろうが)。ということは準決勝で負けた選手(たとえば、谷選手)と戦ったのは、どういう選手なのか。
 準々決勝で敗れた者どうしがまず戦い、その勝者どうし(二人)が3位決定戦に進み、二人のうち一人が、谷選手と試合をした。で、谷選手が勝ち、3位(二人のうちの一人)になったということか。う〜ん、わかりにくい、というか頭の中がこんがらがってくる。
 銅メダルが二人いる理由。こういうことでいいのかな? みなさん、わかりますか。

 谷亮子選手はむちゃくちゃがんばった、よくやったと思うが、この敗戦で、もしかしたら、あることが再燃するのではないか。それは、オリンピック代表選手を選考する、五輪の少し前の国内大会(全日本選抜体重別選手権)で、谷選手は敗れながら代表に選ばれている、ということだ。過去の実績で選ばれたのだろうが、あのとき(いま調べたら、4月6日に谷選手は北京五輪代表に決定している)谷選手を下して女子48kg級を制したのは、どの選手だったか。あの選手がもしも出場していたら、どうなっていか。スポーツの試合後、「たら、れば」を口にするのはよくないかもしれないが、こんなことを考えているのは、なにも僕一人ではないだろう。
 だれが見ても納得できる、透明な選考方法が導入されることを心の底から望む。


text and illustration:Yasuhiro Ohkura

オグシオ、谷間・・・2008/08/11 06:14



 Yahoo!のトピックスの上から6番目と7番目に「サッカー 谷間広がる連続敗退」「オグシオが五輪の初戦突破」というタイトルが並んでいて、それを見た途端(途端ではないかもしれないが)、こんな絵が浮かんでしまった。


 6番目のタイトルは、

「谷間の世代」と呼ばれたアテネ五輪世代に続く、2大会連続の1次リーグ敗退。・・・

 というように、日本サッカーの今後を危惧するような記事へと続くのだが、


  谷間

  オグシオ

という言葉を脳が勝手に結びつけて、「2人分の胸の谷間」を思い浮かべてしまうのだから、自分のバカさ加減に呆れる。なんちゅう低レベルの頭の中なのだろう。



text and illustration:Yasuhiro Ohkura

実家の近くでセミとり2008/08/13 09:56


 昨日、大阪・高槻市の実家へ帰省。夕方、1時間ほど近所でセミを探した。結果はクマゼミ5匹、アブラゼミ2匹、枯れ葉のようなバッタ1匹だった。


text and photo:Yasuhiro ohkura