天駆ける聖火走者2008/08/09 14:06



 昨夜、開会式を観たの途中から。恵比寿にある「ナディッフ」という美術書をメインとした書店とギャラリーが一体になったような建物へ、『昭和40年会の東京案内』という書籍の発売記念イベントへ行っていたからだ。本を購入し、会田誠さん、松蔭浩之さん、有馬純寿さん、パルコキノシタさんにサインをしてもらう。残りの小沢剛さん、大岩オスカールは不在だった。小沢さんは北京かな。オスカールさんはニューヨークか。
 イベントはひじょうに楽しかったが、二人の子連れのため、早々に退席。自宅で北京五輪の開会式をテレビで観る。夜遅く、近くで行われるDJイベントに足を運ぼうと思っていたが、このところの疲れが出たのか、夏バテなのか断念。今朝、聖火台に火をともす場面をどこかの局のダイジェストで観たが、あれはたいしたものだなと思った。元・体操選手で金メダリストの方とはいえ、30メートルだか40メートルの上空を飛びながら(実際は背中を吊られながらだが)足を動かす、走っているかように見せるなど工夫を凝らしていたが、あれ、自分だったら恐いだろうなぁ。どっちかというと高所恐怖症だし。
 聖火台まで空駆ける姿が、僕にはキントウンに乗る悟空のようにも見えた。


text and illustration:Yasuhiro Ohkura