飴ちゃんくれた、上新庄のおっちゃん2008/08/16 09:54



 大阪帰省4日目の昨日の昼ごろのこと。守口市の親戚の家へ向かう途中、阪急電車の上新庄(かみしんじょう)駅の前でバスを待っていたら、杖をついた知らないおっちゃんがニコニコしながら話しかけてきた。子ども好きそうな顔をしている。
 うちのも息子に手招きするので何やろと思ったら、「飴あるで ー」と左胸のポケットから、小袋入りの沖縄の黒糖の飴みたいなのを1つ出して、くれた。その後、娘にも「おいで、お姉ちゃんにもあげよか」と言って、くれはった。
 こういうのは東京では、なかなかないことかもしれない。大阪に帰ってきた日にもJRの車内で、山崎(サントリーの「山崎」などで知られる蒸留所の最寄り駅)から乗ってきたおじさんが息子に話しかけてきたのだが、うわっ、紙パックのお酒を飲みながらしゃべりかけてきはった、と思ったら、緑茶のパックやった。酔っぱらってるようにも見えたけど、別にイヤな感じはなく、ほんまに子ども好きのええおっちゃんに思えた。



text and illustration:Yasuhiro Ohkura