ドラフト、サッカー、将棋2008/04/30 06:04



 中日ドラゴンズからドラフト指名を受けたのに、高校の野球部に義理を感じた僕は野球部に残るという、わけのわからない夢を見た。あれはなんだったんだろう。
 つい先日見た日本映画『ミスター・ルーキー』の影響か。あれはドラフトがどうのこうの、という内容ではなかったのだけど。会社員との二足のわらじを履きながら、阪神タイガースで投手を務めるサラリーマン、大原幸嗣(おおはらこうじ)が主人公の映画だった。妻子のいる三十過ぎの大原は、家庭があるため、会社は辞めたくないと監督にお願いし、覆面の救援投手となり(背番号は119)、少年時代からの夢をかなえ、プロ野球選手となるが、家庭と会社とプロ野球の狭間で思い悩む。長嶋一茂さんが演じる大原投手と僕の状況や置かれた立場はほとんど重ならないと思うのだが、『ミスター・ルーキー』が僕の無意識のなかで変な感じにこねくりまわされて、ドラゴンズの高校野球のあいだで悩む俺、というわけのわからない夢になって現れただろうか。
 コピーライターを続けながら、プロ野球選手になるという二足のわらじを履きたい、と僕が無意識に思ってるっちゅうこと? ほんまかいな。

 昨日の現実。息子は妻と外出し、大蔵のグラウンドで北澤豪さんの一日サッカー教室を体験。息子は最初から大はしゃぎで、コーチの人から「いちばん動いているね」と言われるくらい走りまわっていたそうだが、途中の水分補給をしなかったせいで、最後のほうはバッテリー切れというか、明らかに運動量が落ちていたらしい。水分補給のための短い休憩はあったのに、息子はコーチの人にまとわりついて遊びたいから、「だいじょうぶ、だいじょうぶ」と妻のもとに、水分補給するために戻ってこなかったらしい。あちゃー。アジアのダイナモ、と呼ばれた北澤豪さんのようなタフガイに、息子にもなってもらいたい。娘は僕と二子玉川へ行き、小中学生の将棋大会に出場。3勝2敗と大健闘したものの惜しくも予選敗退。娘が入った4組からは、福田くんという子が4勝1敗で決勝に駒を進めた。午後の決勝で福田くんはどうなったのだろうか。

 イラストは、ブックン(名前はいま思いついた)。小学校の読み聞かせについての用紙をつくるお手伝いをしていたら、イラストがあったほうが印象がやわらぐかもしれないと思い、パソコンのソフトで描いてみたもの。