町田康さんの原稿 ― 2005/12/24 05:05
もう三日か四日前のことになるが、
こんな夢を見た。
作家の町田康さんの自筆原稿を目にした。
コクヨのB4の原稿用紙(縦書きで、原稿用紙は横長)に
万年筆かボールペンで手書きされた(らしき)ものだった。
小学校くらいの頃に授業で感想文を書かされたときの、
白地にオレンジと薄い茶色の中間みたいな色で
罫線などが印刷されていて、真ん中部分、つまり
10行目と11行目の間に余白みたいなスペースが
縦方向に少し広くとられている、
昔ながらのベーシックな四百字詰め原稿用紙で、
あ、プロの小説家も、こういうベタな原稿用紙を使うんや、
意外やなぁ、と夢の中で私は感じた。
残念ながら、原稿の内容はまったく記憶にない。
いや、町田さんの短編『本音街』の生原稿だったかな。
この文章を書きながら、たった今、そんな気がしてきた。
ちょうど『本音街』を読んですぐだったから、
そんな夢に遭遇したのかもしれぬ。
ほんものにせもの ― 2005/12/24 05:39
本物がわからない人は、
偽物がわからない人ってこと?
大倉恭弘
耳の丘 ― 2005/12/24 10:26
保育園の先生に聞いた話を、娘が教えてくれた。
サンタクロースは、大きな耳の丘に住んでいて、
世界中の子供たちの声を聞いているそうだ。
それで、どの子がいい子なのか、
離れていてもわかるのだという。
illustration:Yasuhiro Ohkura
GEP! ― 2005/12/24 10:34
先日、子どもの冬服を買いに出た妻が、
帰宅後こんなことを言っていた。
よさそうな服はあるにはあったんだけど、
ほとんどどれも、ブランド名が
胸にドーンと入っていて、
もうゲップが出そう、 おなかいっぱい、って感じ、
そこまで主張しなくてもいいのに、だって。
たしかにもっともだ、ほんと、
ブランド名をドカーンと入れた服が多すぎる。
GEPに似たスペルのアメリカン・カジュアル・ブランド、
基本的には好きなんだけど、ロゴが表に見えない
キッズ・ウェアも、もっといろいろ作ってもらえると、
たぶん、わが家はうれしい。
illustration:Yasuhiro Ohkura
見るなっちゅうの ― 2005/12/24 12:12
さっき、トイレへ行こうと席を立つと、
二歳の息子がついてきました。
そして、僕が用を足す様子を
息子は斜め後ろから顔を突き出して、
ニヤニヤしながら見ていました。
なんだか恥ずかしいような、
むずがゆいような、妙な気持ちです。
男同士で、こっちは大人やし、
どうやっているのか、気になるんやろか。
illustration:Yasuhiro Ohkura
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