フォントにすごいフォント2009/12/12 11:01



息子を保育園へ連れていった帰り、
電柱に貼ってあったステッカー。

Supreme

このロゴは何度も何度も見たことがあるけど、
僕はあまり詳しくなくて、
さっきググってみたら、ニューヨークの
スケーター・ブランドのようだった。

たしかに、こうやってストリート(路地)で見かけるのも
スケーターのブランドっぽいといえば、ぽい。

ここでスケーターがどうのこうの
言いたいわけではなく、フォントのこと。

ヘルベチカ・ミディアム・イタリックだろうか、
ヘルベチカ・ボールド・イタリックだろうか
(たぶん、ヘルベチカ・ボールド・イタリックだと思う)、
やっぱり、このフォントはよくできている。
強いし、可読性が高いし、美しい。
そして、古びない。

ウィキペディアのよれば、1957年に
マックス・ミーディンガーとエデュアード・ホフマン
によってデザインされた、サンセリフの
ローマ字書体とのこと。
サンセリフとは、ひげのない書体。

この説明ではわからない人もいるかもしれないが、
その場合は、「セリフ」でググったり、
ウィキペディアで調べてみてほしい。

そもそも、スイスのハース社が活版印刷用の文字として
発売したものらしいが、シンプルで飽きのこなくて強い、
素晴らしいフォントをよくつくった、と思う。

デザインというと、新しいものに目がいきがちだが、
ヘルベチカ書体のように、時を経ても変わらない
価値を持つものもある、ということを
あらためて考えさせられる。


福田利之さんの展覧会案内2009/12/11 11:10



一昨日だったかな。

イラストレーターの福田利之さんから
展覧会の案内ハガキが届いた。

福田さんとはしばらくお会いしていないが、
僕の学生時代の同級生と、福田さんが結婚した
こともあって、何度かお会いしたことがあるし、
表参道のHBギャラリーでの個展に伺ったこともある。

12月17日から29日、吉祥寺のにじ画廊

時間をつくって、行ってみたいと思う。

おっ、レセプションには
ほぼ日の山下哲さんという方と
福田さんによるコーヒーがふるまわれ、
Gomaという料理創作ユニットによるフィンガーフードが
ふるまわれる、とハガキの反対面(宛名面)にある。

いいなぁ、その日(18日)。


女子中生の舞ポーチ2009/11/27 16:14


女子中学生が考えた舞ポーチ。

一瞬、バカバカしいような気もしたけど、

おもろいんとちがいますか。

ネーミングもええし、

舞妓さんのビジュルはリアルでなく

キャラクターっぽくなっていて、

なんだか楽しい感じしてよろしい。

そない思います。


舞ポーチの記事



新しきロシアアバンギャルド2009/11/16 13:28



きょう、水道橋で見つけたポスター。

ロシアアバンギャルドはやっぱり、
かっこいいなぁ。

何年かおきに、ロシアアバンギャルド、構成主義などが
見直されるような気がするけど、完成されてるもんね。


垂直、水平線で構成された
男性的といえば男性的なデザイン。

これは調べ直さずに書いているんだけど、
こんな文章表現でいいんだろうか、
前にちょっと勉強したけど忘れてしまった。


このポスターに“1917-1937”にあるけど、
1937年から考えても、
もう70年以上の前ということになる。

なのに、古いようで古くない。
完全に古くなる感じがない。

見ようによっては、新しい感じさえする。


ロシアアバンギャルドは、
完璧に古くさくなることはないんじゃないかな。


メロディーロード2009/10/28 17:18



海外の広告賞で受賞した
ダンロップの「メロディーロード


このサイトを見ても、本当に
おもしろそうだし、
長野県のビーナスラインを
実際に走ってみたいと思った。


道路に溝を掘って、
その溝の幅を変えたりすることで、
メロディが鳴るようにしたとはすごい。

しかも、時速40kmくらいで
走ると、理想の音がなるというのもいい。

ほんと、すごい
よくできている、と思います。

こういうのって、
思いつかないし、
もし思いついたとしても、
なかなか実現できないことでしょう。

実現にこぎつけたというか、
実行力というか
実行に移したというのが、
本当に素晴らしい。


ビーナスラインで、
理想のメロディを聴いてみたいなぁ。