年末年始と忘れ物4コマ2009/01/07 14:09


 年末年始の覚え書きのようなもの。

12月31日(水)
 新幹線のぞみで大阪・高槻市の実家へ。京都駅に降りたとき、東京より寒いように感じた。
1月1日(木)
 誕生日。元旦に生まれたことで、2学期の間にもリアルタイムで祝ってもらえず、3学期なったら「あぁ終わったもうたな」という感じだったので、子どもの頃は損やなと思っていたが、今では覚えてもらいやすい日だからよかったな、という気がする。
1月2日(金)
 大阪でのこと。用事で羽曳野市まで行き、その後、守口市の親戚宅へ。94歳を迎えた祖母を祝い、親類が買ってきてくれたケーキを食べる。いとこと結婚した松永さんは、大阪桐蔭高校と帝京大学の野球部で主将を務めた人で、大学選抜のメンバーに選ばれ、アメリカの大学選抜チームと対戦したことがあるという。当時、アメリカチームには現在、ボストン・レッドソックスのエースとして活躍しているベケット投手がいて、全体的にみて、米国チームの選手は日本選手よりもはるかに体が大きかったそうだ。現在、その松永さんは大阪の鶴橋駅前で「まつ」という立ち飲み屋さんをやっている。おでんや串カツを食べながら、飲めるお店とのこと。今回は営業開始の日と、東京へ戻る日が重なったので無理だったが、次回はぜひとも寄らせていただきたい。
1月3日(土)
 昼前、咳と鼻水が続く息子をタクシーに乗せ、三島島本休日医療診療所だったかな、高槻市内で三が日でも娘を連れて、天保山のアニパというところへ。アニパってなんか、アニメのなんかみたいだなと思っていたが、アニマルパークの略なのだろう、たぶん。犬や猫、山羊、羊、シマリス、亀などいろいろ種類の動物がいた。あの、ちょっとくすぐったいフィッシュセラピーもあった。娘は小型犬、大型犬を何度もなでなでし、満足したようだ。僕はピレネーなんとかいう、白い大型犬がよかった。おとなしくて、かわいかった。「小型犬、大型犬はあるのに、なんで中型犬はないんだろう」と娘が何度も言っていたのがおかしかった。
1月4日(日)
 子どもたちを連れて、阿武野小学校まで歩いた。校庭開放でもないし(東京のような校庭開放はないのかな)、中には入れなかったが、校門の前に立ったのは小学校卒業以来かもしれない。ものすごく懐かしかった。小学校の斜め前にあった王将アイスなどのアイスクリームやミリンダ、スターウォーズのキャンペーンをやっていて王冠の裏に当たりがあったコカコーラ(だったかな)やペプシコーラを買った店はもうなかった。裏の池で、禁止されている(らしい)釣りをする人が4人いた。帰り、田んぼにおりてボール遊びをしたら、子どもの頃、このあたりの田んぼで勝手に、ゴルフの打ちっ放しをしたこともあったな、と思い出した。
1月5日(月)
 東京へ戻る。一日ずらしたつもりだったが、新幹線はけっこう混んでいた。夜、フラッシュ・ディスク・ランチの椿さんに誘われ、ミュージック・マガジンの営業の方との新年会へ。下北沢での、去年の飲み納めと今年の飲み始めは「ふるさと」で、ということになった。うまかったなぁ、ふぐと焼酎。
1月6日(火)
 仕事を少しして、家族で食事。宮田屋の味噌漬けもなかなかのものだ。僕は単純だから、おいしいものを食べるとすぐうれしくなる。ビールでも発泡酒でも、飲んでいると楽しくなる。


 で、今朝は、耳鼻科と保育園に寄ったあと、下北沢の改札のところで、安河内哲也さんの英語の本が、点字案内板の前に置かれているのを発見。英語の本で「速聴」という文字が目に入った。すぐに駅員さんのいる小さなスペースに持っていき、忘れ物だと思います、と言って渡した。手に持った感じ、ずしっと見かけより重く、硬く、付録でCDも付いているようだった。駅で見つけた忘れ物を駅員さんに届けるのは当たり前かもしれないが、駅員さんに渡したとき、なんか誇らしげな気持ちになった。そしてすぐ、オレって小さいなぁ、とも思った。ま、いっか、わるいこと したわけではないし。持ち主の人が、忘れ物に気づいてすぐに取りに行ってくれればいいのにな。
 話は少しそれるが、安河内さんの英語学習の本、僕も1冊持っていて、安河内さんも僕と同じくアサブロでブログをやっているので以前、(ブログ)の新着記事一覧を見たら、僕のすぐ下に安河内さんのブログが並んでいたことがある。あ、安河内さん、僕の一瞬前に更新してるやん、とそのとき、急に親近感を持った。そんなもんなんですね、人間。というか、僕が単純なだけか。


text and illustration:Yasuhiro Ohkura

楽しいことを想像しよう2009/01/07 16:34


 ひさびさに、ウクレレを弾きながら「オークラジオ」やってみました。

http://www.voiceblog.jp/ohkuradio/
http://www.voiceblog.jp/ohkuradio/745577.html

 懲りないですね、僕も。

 お時間があったら、聴いてみてください。お願いします。



text and illustration:yasuhiro Ohkura