April 28(sat)なぎらさんライブ2007/05/01 15:03



 Mさん、Cさんと吉祥寺のライブハウス「MANDA-LA2」へ行き、なぎら健壱さんのライブを楽しむ。なぎらさんはこんなに歌がうまかったのか。甘い声。僕にとっては、なぎらさんは「タモリ倶楽部」の印象が強く、失礼ながら、曲はあまり知らなかったのだが、さすがはベテランのシンガーソングライター。クオリティが高い。なぎらさんは、MCもおもしろかった。歌ももちろんよかったけど、チケット代の半分くらいはあのMC代かもしれない。
 終演後、Mさんが経営する出版社「岳陽舎」から上梓されている、なぎらさん撮影の書籍『町のうしろ姿 都電沿線2006年夏』をいただく。なぎらさんにも、「大倉さん なぎら健壱」とサインをしていただいた。最初、なぎらさんは「大蔵さん」と書いてくださったのだが、そのとき、「くさかんむりのくらですか」と聞かれたみたいだったが、まわりで飲んでいる人の声で、なぎらんさんの質問がちゃんと聞こえなかった。聞こえないのに、聞こえているふりをするのはよくない、とあらためて思った。なぎらさんは「大蔵さん」と書いてくださったあと、しばらくして、誤字が気にられたようで、ご自分のペンケースから筆ペンを取り出して、「大倉さん」と直してくださった。ありがたい話だ。
 『町のうしろ姿』には見ていて切なくなる、どこか懐かしい感じの東京の姿が詰まっていた。


April 29(Sun)取り壊し直前のフリマ2007/05/01 15:06


 昭和の日か。なんとも、しっくりしない名前だな。  少年野球の朝練のあと、帰宅し、早めの昼食を軽くすませてから、井の頭通り沿いの、もうすぐ建て替えのために取り壊される家をお借りしてフリーマーケット。少年野球チームの方がフリマを開催なさっていたので、家族で顔を出す。フリマの手伝いはあまりできなかったが、子たちと遊んだり、なんやかんやしながらずっといて、夕食にカレーライスまでご馳走になって帰ってきた。
 Sさん手作りのドーナツやフォンディケージョ、パン、カレーなどに、陶芸家のCさんが土なべで炊いてくださった、ほんのり甘いご飯。どれもおいしかった。


April 30(Mon)こどもの森へ2007/05/01 15:09



 昭和記念公園へ。息子は例によって、電車に乗ったと思ったら「降りたい、降りたい」と言うので、西立川に着くまでが、まず一苦労。
 到着後、持っていった弁当を食べた後、園内のこどもの森へ移動。 こどもの森は入り口付近は、ちょっと、アントニオ・ガウディの設定よるグエル公園(スペイン)のような雰囲気。そこから足を踏み入れてすぐの巨大こいのぼりを見た瞬間、なぜか、『風の谷のナウシカ』を連想した。あの映画全体というより、ナウシカの暮らす風の谷を。ジブリ映画の世界に紛れ込んだような、というか、パースや縮尺がおかしい、巨大な魚類が空に浮かぶまち(そんなところがあるのか)に迷い込んでしまった気分になった。
 こどもの森では、トランポリンの丘みたいなフワフワドーム「雲の海」、虹のハンモック、空のすべり台などで遊ぶ。娘は空のすべり台で、他の何人もの子がやっていたように、立ったまますべれるようになって、うれしそうだった。スノーボードのように、というかスケボーのようにというか、立ったまま横向きにすべる子がたくさんいて、「あれ、やってみたらどう?」と娘にすすめたら挑戦しはじめ、何度かやるうちにできるようになったのだ。見本を示そうとやってみた僕は、すぐにお尻をついてしまってできなかったのに、娘はたいしたものだと思った。よくやった。